赤ちゃんや1歳児におすすめの市販チーズ4選!塩分控えめなのは?

1歳 チーズ おすすめ

手軽にカルシウムを摂れるチーズは、離乳食や幼児食でも大活躍の食品です。

1歳頃になってくると、そろそろ大人と同じチーズを食べさせたいと考えるママも多いのではないでしょうか?しかし、塩分や添加物などが気になって、なかなかチーズデビューできていない人もいるのでは。

そこで本記事では、赤ちゃんや1歳児におすすめの市販のチーズを厳選してご紹介します。子供の初めてのチーズ選びの参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんが市販のチーズを食べるのはいつから?

赤ちゃんにチーズを食べさせて良いのは、生後7〜8ヶ月、離乳食で2回食が始まる頃とされています。

しかし、この離乳食中期はまだ離乳食を始めたばかりで赤ちゃんの消化機能も未熟。大人がおやつに食べるようなプロセスチーズではなく、塩分や脂肪分が少ないカッテージチーズを離乳食に混ぜることから始めます。

生後9〜11ヶ月の離乳食後期になると、いわゆる市販のチーズであるプロセスチーズをそのまま食べてもOKです。

赤ちゃんのチーズ選びのポイント

1歳 チーズ おすすめ

赤ちゃんが食べるチーズは、次のような点に気を付けて選ぶようにしましょう!

塩分が少なめ

塩分が少ないチーズ選びはすごく大切です!チーズって、思っている以上に味が濃くてしょっぱいので、赤ちゃんだけでなく、離乳食を卒業したばかりの幼児にあげるときにも気を付ける必要があります。

料理にも使える粉チーズは、塩分がとっても高いので使う時は少量にしましょう。

余計な添加物が入っていない・無添加

赤ちゃんや幼児食選びの大前提!添加物は少ないに越したことはありません♪

柔らかくて噛みやすい

大人にとってチーズは柔らかい食べ物という印象がありますが、まだ1歳前後の子供にとってはそれでも固いと感じることもあります。スモークチーズなどは硬さがあるので、与えるのはしっかり歯で噛めるようになってから。

脂質が多いチーズは避ける

チーズの中には、脂質が多く含まれているものもあり、子供にはあまりよくありません。カマンベールチーズは脂質が多いチーズの代表ですので、これも与えるのは控えた方がいいでしょう。

以上の点に注意してチーズを選ぶと、大人と同じチーズはまだ早いのが分かりますよね。次の章から、赤ちゃんでも食べられるおすすめのチーズを紹介するので、チーズ選びの参考にしてみてください。

赤ちゃんにもおすすめの市販のチーズ

1才からのチーズ 雪印メグミルク

赤ちゃん向けのチーズといえば「1才からのチーズ」!多くのママが購入経験ありの定番商品です。

こちらの商品がおすすめな理由は以下の3つ。

①大人が食べるようなチーズに比べて塩分が35%もカットされている
②歯が揃っていなくても噛み切れる柔らかさ
③手づかみ食べしやすい板状の形

1個あたりの食塩相当量が0.17gと減塩なのが嬉しい!そのまま食べるプロセスチーズは塩分が高いものが多いですが、赤ちゃん用に作られたチーズなので安心して食べさせられます。(ちなみに6〜11ヶ月の赤ちゃんの1日あたりの食塩摂取の目標量は1.5gと言われています。)

また、クリームチーズが配合されていて噛み心地はなめらか。まだ歯がちゃんと揃っていなくても歯ぐきで噛み切れます。

そして、1歳頃は手づかみ食べをして自分で食べる意欲を育てたい時期ですよね。野菜スティックやおやきも良いですが、このチーズなら袋を開けるだけで良いので気軽に手づかみ食べの練習が出来ます。

同じシリーズでトマト味もあるので、野菜の栄養もプラスしたい場合はこちらもオススメです。

6Pチーズ 塩分25%カット 雪印メグミルク

6Pチーズの減塩タイプのものなら1個あたりの食塩相当量は0.28gで、「1才からのチーズ」の1.5倍ほどの量。これなら、1歳ごろの赤ちゃんなら1日に半分〜1個ほど食べられる丁度いい量です。

大人も食べて美味しいチーズなので、一緒にシェアできるのが助かります♪
(ちなみに、普通の6Pチーズには1個あたり0.55gの塩分が含まれています。)

ただし、こちらのチーズは赤ちゃん用に作られておらず、赤ちゃん用チーズに比べて少し硬さがあり飲み込みにくいです。食べさせる場合は細かくちぎったりして、ちゃんと噛んで飲み込めているか確認しながらあげるようにしてください。

明治チーズキッス もっとカルシウム それいけ!アンパンマン

みんな大好きアンパンマンのチーズです♪チーズが苦手で食べてくれない子でも、アンパンマンのイラストが描かれていると食べてくれる場合もあるので、楽しく食べてほしいときには助かる存在です。

アンパンマン食品ってたくさんありますが、どれも具体的な対象年齢などはありません。子供向け食品なので、塩分や添加物に配慮されたつくりになっています。お子さんの食べ進みに合わせて、様子をみてみましょう。

コロンと丸い形状のキャンディチーズなので、一気に口に入れてしまうと喉に詰まってしまう恐れも。まだ幼い子供に与える場合は、半分にカットして、必ず大人が近くで見守って食べさせてあげてください。

QBB Qちゃんスティックチーズ

ベビーチーズでおなじみのQBBが発売しているスティックチーズです。個包装になっていて、子供が食べやすいのが特徴です。

1本あたりの食塩相当量が0.29gで控えめ。地域によっては学校給食に出ることもあって、昔ながらの定番チーズです。

子どもが食べやすく、お値段もリーズナブルなので、子育てママのお助けアイテム!…なんですが、売っているお店が少なくて「近所に売ってない~!」という声があるほど。見つけたら、ぜひ買ってみてはいかがでしょうか?

赤ちゃんにチーズを食べさせる時の注意点

食べやすいチーズ選びも大切ですが、赤ちゃんに初めてチーズを食べさせる時にはいくつか気をつけるポイントがあります。

量に気を付ける

チーズは手軽にタンパク質やカルシウムを補給できる優秀な食材ですが、1歳ごろの赤ちゃんにとっては塩分が高めです。欲しがると何個でもあげてしまいそうになりますが、1日1〜2個程度にしておきましょう。

なお、一日の摂取量目安を守れば、毎日食べても問題ありません。

誤嚥に注意

1歳が近づくと、歯ぐきで噛むのが上手になってくる頃ですが、まだまだ誤嚥が心配です。キャンディタイプのチーズは特に注意が必要で、丸飲みしないように細かく刻んだりちぎったりしてあげましょう。

アレルギーに注意

チーズは牛乳を濃縮して作っているものなので牛乳アレルギーの心配も考慮しなければいけません。

実は我が家でもアレルギーの経験があります…。

うちの次女は、離乳食を進めていく中で、乳成分でアレルギー症状が出たことはありませんでした。しかし、11ヶ月ではじめてチーズを食べた途端に口の周りが真っ赤になり、病院で検査した結果牛乳アレルギーと言われてしまったんです。

このようなケースもあるので、たとえ乳製品が大丈夫な子供でも、初めてチーズをあげるときには病院がやっている時間内に慎重にあげるようにしてくださいね。

さいごに

チーズは赤ちゃんの成長に必要なタンパク質やカルシウムを手軽に摂取できる食材です。

塩分や脂質に気を付けて、1歳頃から積極的に食べさせてあげましょう!

まずは、赤ちゃん用に作られたチーズから、食べる量に気を付けながら食べさせてみてくださいね。