のりたまは何歳から?赤ちゃんや1歳児へのふりかけと注意点

のりたま 何歳から

ななこ

幼児食インストラクターのななこです!

赤ちゃんの食が進んでくると、白いご飯では物足りないかな?と感じてふりかけを使ってみようと思うママも多いと思います。

お店には赤ちゃん用ふりかけも売っているけれど、お値段で見るとちょっと割高です。

そこで、市販のふりかけ「のりたま」は、赤ちゃんにいつからあげてもいいのでしょうか?

安心して子供に食べさせていただけるように、注意点と一緒にご紹介します。

のりたまは何歳から大丈夫?

のりたま 何歳から

ななこ

「のりたま」っていわゆる定番のふりかけだけど、対象年齢とか書いてないよね?

赤ちゃん向けの食品には、パッケージに「生後何か月からOK」などの記載があるけれど、市販の食品になるとそのような記載はありません。

丸美屋の「のりたま」も同様で、具体的な対象年齢はありませんし、何歳から食べさせていいですよ、といった公式見解も出ていません。

では、何歳からならOKなのか?

のりたまなどの市販ふりかけは、離乳食完了期の1歳ごろから食べさせて良いといわれています。

もちろん、赤ちゃんの食べ進み具合に合わせて、離乳食のペースが遅めの子はもっと後で、早い子なら11ヵ月頃で食べても問題はない、という判断になります。

ななこ

離乳食と違って、1歳ごろからは子供のペースに合わせて食べ物を進めていくことになります。

ちなみに、「のりたま」を発売している丸美屋の公式ホームページでは、このような回答が掲載されています。

【Q&A】キャラクターがついているふりかけは何歳から?

キャラクターがついているふりかけは何歳から食べさせて大丈夫ですか?

<回答>
特に対象年齢は設けていません。離乳食が完了しているお子様ならお召し上がりいただけます。塩分が気になる場合は、お子様の成長に合わせて様子を見ながら少なめの量からお始めください。なお、ごはんに混ぜ込んでご使用いただくと食べやすいかと思います。

丸美屋公式HP「Q&A」より)

のりたまも、キャラクターふりかけも、基本的には同じ市販のふりかけです。1歳ごろの離乳食完了期を目安に使うようにしてみてくださいね。

ななこ

のりたまは、早くても1歳ごろから!と覚えておいてね。

のりたまを1歳児に食べさせるときの注意点

1歳になったら、のりたまを食べさせても大きな問題はありませんが、与え方には気を付けたい点があります。

塩分

市販のふりかけで一番気を付けたいのが、塩分などの味付けです。

のりたまの1食あたりの食塩相当量は0.22gとなっていますが、これは、1歳児には少し多い量です。

のりたま 何歳から

のりたまを使うときには、大人よりも少ない量にして食べさせるようにしましょう。少なくとも、1回分を6~7割減らすぐらいが良さそうです。

味付け

ふりかけはしょっぱいものですが、市販のふりかけは白いご飯にかけても美味しく感じるようにかなり濃い味付けで作られています。

そのままふりかけの味を感じてしまうと、子供の舌が濃い味付けに慣れてしまい、味覚形成にはあまり良くありません。

量を減らすだけでなく、白いご飯に混ぜて使う、なるべく散らしてご飯にかける、など、濃い味をそのまま感じることが無いように工夫してくださいね。

添加物

のりたまなどの市販のふりかけは、調味料や酸化防止剤、香料などの添加物が含まれている食品になります。

のりたま 何歳から

決して悪質な添加物が入っているわけではありませんが、それでも、幼い子供に積極的に食べさせたいものではありません。

食べ過ぎ、かけすぎ、には注意しましょう。

ななこ

私個人の意見としては、幼児への食品添加物はある程度なら気にしすぎる必要はないと思っています。
1歳ごろの年齢には、『与え過ぎない』ように気を付けていきましょう。

アレルギー

ふりかけって、想像している以上にたくさんの食材が使われています。

のりたまも例外ではなく、「海苔」と「たまご」以外にもたくさんの食材が使われているんです。

そのため、使われている食材に、子供のアレルギーがないかはしっかり確認してから食べさせるようにしましょう。

▼のりたま(丸美屋)に含まれるアレルギー物質

のりたま アレルギー
(卵・乳成分・小麦・ごま・さば・大豆・鶏肉)

※商品のリニューアルなどでアレルギー表示は変更される場合があります。必ず、商品パッケージで確認するようにしてください。

赤ちゃん用ふりかけとの違い

ななこ

のりたまが使えたら嬉しいなって思ってたけど、ベビー用ふりかけのほうがいいのかなぁ?

そんなふうに、悩んでしまうママもいるかもしれません。

そこで、のりたま(市販のふりかけ)と比べてどんな点に違いがあるのか?赤ちゃん用に発売されているふりかけの特徴をご説明します。

赤ちゃん用ふりかけの主な特徴

・塩分が控えめになっている(薄味になっている)

・着色料や香料などが無添加

・赤ちゃんが不足しがちな栄養素が配合されている(カルシウムや鉄など)

・原材料が国産のものが多く使われている

・アレルギー物質が不使用or少ない

・乳児用規格適用食品として厚労省の証明を受けている

ななこ

市販のふりかけで気になった部分が、赤ちゃん用ふりかけではほぼなくなっています!

このように、市販のふりかけを与えることに少しでも気になる点がある人は、赤ちゃん用のふりかけを使った方が「安心して」食べさせることができるようになっています。

さいごに

ななこ

さいごに、記事のポイントを整理しておきます!

・のりたまは1歳ごろから食べさせてOK!

・ただし、量は少なめで

・気になる人は、赤ちゃん用ふりかけのほうが安心

赤ちゃん用ふりかけのほうが安心して使えるものの、のりたまなどの市販のふりかけのほうが手に入りやすいし、何かと便利ですよね。

食べさせ方に注意すれば、絶対にNGという食べ物ではありませんので、様子を見ながら使ってみてください。

また、市販のふりかけの中にも、アレルギー物質不使用や無添加のもの、素材そのままを大切にしたふりかけなど色々な種類があります。

子供には楽しく、美味しくご飯を食べてほしいから、安心して使えるふりかけを選んでみてくださいね♪