離乳食を冷凍保存しておくことで、毎日の離乳食作りはとってもラクになります!
ですが、どんな食材でもフリージングできるわけではありません。
ななこ
と悩むママへ。この記事では、離乳食で冷凍保存できないもの、冷凍しない方がいい食材を一覧にまとめました!
適した冷凍保存の方法、保存期間についても解説していきます。ぜひ参考にして、日々の離乳食作りを楽しんでみてくださいね。
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目次
離乳食で冷凍できないものリスト
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ひとつひとつ、理由と一緒に確認していきましょう。
牛乳・ヨーグルト
牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、冷凍し解凍することで成分が分離してしまいます。分離することで本来の味を損なう場合があるため、基本的に冷凍保存には向いていません。
ですがホワイトソースやシチューなど、調理した状態のものなら冷凍できる場合もあります。調理後の冷凍保存なら解凍するだけで完成するため、忙しい時などにピッタリです。
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赤ちゃん向けヨーグルト「ベビーダノン」は、糖分なども混ざった加工品ですので、冷凍保存しても問題ありません
豆腐
水分が多く含まれている豆腐。冷凍すると水分が抜けてしまい、高野豆腐のようなボソボソとした食感に変わってしまうためおすすめできません。
しかし、赤ちゃんに高野豆腐の食感を食べさせてみたいという方は、あえて冷凍保存をしてみるのもアリ。その場合は細かくカットするかすりつぶした状態で冷凍すると、忙しい時でもすぐに用意ができますよ。
ゆで卵の白身
ゆで卵の白身部分は、冷凍することでゴムのようにかたくなってしまいます。
また卵焼きなどの全卵を溶いて加熱した卵であっても、本来のものよりはかたくなるため赤ちゃんの離乳食としてはおすすめできません。
卵黄部分は冷凍しても固くならないため、冷凍保存が可能です。すりつぶしや裏ごしをした状態で冷凍することで使うときラクになりますよ。
生野菜(レタス・きゅうりなど)
生の野菜は水分が多く含まれており、そのまま冷凍して解凍するとドロドロになってしまう場合があります。冷凍保存すると野菜の組織が崩れてしまい、栄養を損なう場合も。
またタケノコやセロリなどの繊維が多い野菜も、冷凍することで食感が悪くなってしまうためおすすめできません。
ジャガイモ・サツマイモ
ジャガイモやサツマイモは、生のまま冷凍したり、カタチが残ったまま冷凍すると食感が悪くなるため冷凍保存には不向きです。
ただし、しっかりと茹でて、つぶした状態にしてから冷凍保存することは可能です。本来の食感のまま食べる事ができますよ。
離乳食の冷凍保存におすすめの食材
不向きな食材がある一方で、冷凍保存して便利に活用できる食材もたくさんあります。
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ここからは、離乳食作りに便利な冷凍保存できる食材をご紹介します。冷凍保存する際のポイントも一緒に解説していきます。
おかゆ・ごはん
水分が多いおかゆは、小分けにして保存できるフリージング容器や製氷皿に入れて冷凍するのがおすすめです。
しっかりと固まったら、ジッパー付の保存袋に移して保存することで冷凍庫にスッキリと収納することができますよ。
離乳食が進み軟飯や普通のご飯などを冷凍したい場合、薄く広げてラップで包み、立てて冷凍庫に保存することもできます。
野菜・くだもの
野菜やくだものの冷凍保存は、加熱調理してから行うのが基本です。主に以下の食材が冷凍保存に向いています。
小松菜・ほうれん草など
小松菜やほうれん草などの葉物は、お湯で茹でてから水でアク抜きをしてから冷凍保存しましょう。
棒状の形でラップに包み冷凍すると使うときにラクになりますよ。離乳食初期のお子さまには、なるべく茎部分を避けて葉部分だけを与えるようにしましょう。
ブロッコリー
ブロッコリーは、食べやすいやわらかさに茹でた後、赤ちゃんの成長段階に合わせた大きさにカット(ペースト状に)し、冷凍保存しましょう。茹でた後、キッチンペーパーなどで水分をしっかりとる事が大切です。
大根・人参
大根や人参もほかの野菜同様、茹でた状態で冷凍保存していきます。細かくみじん切りにしたり、ペースト状にして冷凍することで、調理時間をグッと短縮することができます。
大根は先の方になると辛くなるため、離乳食として使用するなら甘い真ん中の部分を使うようにしましょう。
トマト
トマトは初期の離乳食に使用する場合、煮詰めてからペーストする必要があります。
離乳食中期からは生のママで大丈夫ですが、解凍するときは加熱するのが基本です。製氷皿や保存袋をしようして小分けに解凍できるよう冷凍するといいですよ。
りんご・バナナ
果物の中でも冷凍保存が向いているのが、りんごとバナナです。
離乳食で使用する場合は、加熱してからの冷凍をおすすめします。りんごもバナナも加熱することでやわらかくなり、ペースト状にもしやすいため比較的調理が簡単な食材です。
調理済みの離乳食
調理した後の離乳食も冷凍保存することができます。
例えば、ホワイトソースやシチュー。牛乳では冷凍保存ができませんが、ホワイトソースやシチューに調理することで冷凍保存することが可能です。
他にも、色んな野菜をみじん切りにして出汁で茹でた「野菜ミックスのスープ」なども、小分けにして冷凍保存しておくと便利です。
調理が完了した状態で冷凍保存しておけば、忙しい時でもサッと離乳食を作ることができます。冷凍庫にストックがあるだけで、心に余裕を持てますね。
離乳食を冷凍保存したときの消費期限
冷凍保存はとても便利ですが、少しずつ食材が痛んだり味が落ちてしまうので、何週間も放置しておくのはやめましょう。
ここでは冷凍保存した食材がどれくらいもつのか消費期限をお伝えしていきます。また、冷凍保存する際の注意点もご紹介します。
冷凍保存はの消費期限は1~2週間
食材の冷凍保存は長期間もつイメージがありますが、離乳食においては1~2週間を目安に食べきる事をおすすめします。
赤ちゃんは大人に比べて消化器官が未熟です。食材のわずかな傷みでもお腹を壊してしまう場合があります。
大人なら1ヶ月は大丈夫という冷凍食品も、赤ちゃん用として使用するなら早めに食べきるようにしましょう。また、食材は新鮮な内に冷凍することが大切です。
冷凍保存をするときの注意点
野菜などを加熱してから冷凍保存をする際は、しっかりと粗熱をとってからにしましょう。
温かいまま冷凍すると、冷凍庫内の温度が上がってしまい他の食材まで傷めてしまう可能性があります。保存容器に空気が入らないようにすることも、食材を傷みにくくする重要なポイントです。
また、食材はなるべく薄い状態で冷凍するようにします。食材の中心まで早く凍らせることができます。
収納もコンパクトですし、使用する際1回分だけをパキッと折って取り出すことができます。1回分ずつ小分けにして冷凍するのもありですね。
解凍するときの注意点
冷凍保存した食材は、基本的に自然解凍しないようにしましょう。長時間かけて解凍すると、雑菌が繁殖しやすくなります。
加熱して短時間で解凍するのがおすすめ。電子レンジ・湯せん・煮込むなどの方法をして温めてから赤ちゃんに食べさせるようにしてくださいね。
再冷凍はNG
解凍した食材を再び冷凍保存する「再冷凍」は、基本的にNGです。
食材の味や食感を損なうだけでなく、雑菌が繁殖しやすくなり、赤ちゃんのお腹を壊してしまう可能性があります。
1回分ずつ小分けに冷凍することで、一度に使い切れるように保存しておきましょう。もし余ってしまったら、大人が食べるか処分するようにしましょう。
また、スーパーに売られているお肉や魚は、冷凍状態で仕入れて店舗で解凍されている場合があります。
そういった食材を自宅で冷凍すると再冷凍になってしまうため、購入の際はパッケージに記載されている内容をしっかりと確認てくださいね。
離乳食の冷凍保存 さいごに
離乳食に使う食材の冷凍保存についてご紹介しました。
冷凍保存できないもの、冷凍保存に不向きな食材、冷凍しない方がいい離乳食などNGなものを確認してもらえたでしょうか?
また、赤ちゃんの消化器官はまだまだ未発達なため、冷凍・解凍時には注意しなければならないポイントをしっかりと抑えて調理するようにしましょう。
離乳食作りはとっても大変です。最初は1日1回だけだけれど、2回、3回とどんどん増えていき、1日中赤ちゃんのご飯のお世話をしている…と感じるママも少なくありません。
少しでもフリージングや冷凍ストックを活用して、ママの負担を減らしてもらえればいいなと思います。